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ドローンビジネス情報:活用事例の記事

ドローンの様々な活用

2017年01月26日
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幅広い業界での活用が見込まれる

空撮用途からデータ分析へ

ドローンの活用が進むにつれて、機体の進歩以外にもさまざまな技術やサービスが開発されています。

安価に、簡単にダイナミックな映像や写真を撮ることが可能になった空撮中心の発展から、産業利用を前提とした分析・解析・蓄積を前提としたデータ取得のためのデバイスとしての発展が今後さらに進むことが予想されます。機体も安定して飛べることは当たり前になり、用途ごとにさまざまなバリエーションが世に出てくることになるでしょう。

測量分野

国土交通省が提唱する「i-Construction」の取り組みに呼応して、ドローンの活用が早くから叫ばれている業界です。これまでの航空測量やレーザーによる測量から、ドローンを用いた低コストでの測量が実現できるということで、大きな期待を集めています。

安定的な飛行ができる機体と高精度撮影が可能なカメラ、2Dの写真を合成し3Dモデルを作成するソフトウエアが必要となり、そこに従来の測量技術を組み合わせることでドローンを用いた測量が可能になります。

精度の高いカメラが必須となるのは、i-Constructionの適用基準と関係しており、撮影される写真の地上画素寸法(1ピクセルあたりの大きさ)が1cm以内となることが条件となり、カメラの精度が十分でないと撮影高度をかなり下げなくてはならなくなることが理由です。画素数やセンサーサイズが高性能であればあるほど、高度を上げて撮影することが可能になり、起伏のある土地の測量も可能ということになります。

安定した飛行を実現し、精度の高いカメラを搭載するために大型の機体を用いることが多くなっていますが、中には中型機に専用の高性能カメラを積むモデルも存在します。自動航行、三次元点群データ作成のソフトウエアも多数存在しており、すでに多くの選択肢があるジャンルといえるでしょう。

国交省三次元点群イメージ.png

国土交通省 UAVによる公共測量のページより

空からの点検業務

点検業務にドローンを用いる流れも早くから取り組まれているジャンルです。

単純に写真、動画で点検を行うものから赤外線カメラやRFIDを用いての点検まで幅広く活用が見込まれています。

例えば一般家屋の屋根の上の点検などで、目視である程度の異常が発見できるケースについては、これまではすべての屋根に上って点検を行ってきたところを、先ずは地上から小型のドローンを飛ばして写真を撮り、その時点で問題ないことが確認できれば屋根に上る必要はないという判断ができ、屋根に上る回数を減らすことができます。転落事故を減らすために、上る回数自体を減らしていくというひとつのソリューションにドローンを活用しています。

赤外線カメラによって温度の差異を可視化することで点検を行うこともできます。

太陽光パネルのように広大な敷地を点検する必要がある場合に、パネル上空を飛ぶことで簡単に飛ぶことができ、パネル異常を示すホットスポットを容易に見つけることができます。

SKYSCANPRO_サーモ画像.jpg※イメージ SKYROBOT SKYSCAN PRO ホームページより

農業ジャンルでの活用

ひとことで農業といっても業務は多岐に渡りますが、広い面積が対象になることからドローンの活用への期待は非常に高い業界です。農薬散布、センサー活用による精密農業、獣害対策などを対象とし、多くの活用が見込まれます。

農薬散布は5~10リットルの液体農薬を積んだ専用ドローンで自動航行で隙間なく農薬を散布します。日本ではこれまでも農薬散布無人ヘリが利用されてきましたが、ドローンの登場により中小規模の農場や山間部での利用が可能になり、裾野が広がることが期待されています。許認可の手続きを経て、2017年夏の農薬散布シーズンをターゲットにした動きが今後活発化していきます。

精密農業における"空からの視点"が加わることにより、近赤外線カメラを用いて圃場全体の活性状況を知ることができます。熟練の農業従事者が経験的に把握できる情報を、若年従事者でもデータ分析と管理によって知ることができ、効率のよい農業が実現できます。

特に山間の農地で大きな問題になっている獣害対策においても、ドローンの活用が見込まれています。赤外線カメラや光源装置、マイクを活用して害獣を追い払おうという試みです。各地の猟友会との連携で具体的な駆除に役立てるためにも先ずは害獣の生体把握を行うためにドローンを導入する動きも活発になっています。

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まとめ

  • 多くの産業でドローンの活用が見込まれている
  • 搭載するカメラ・センサーが活用のカギとなり、大きなデバイスを積むために機体自体も大型化することになる