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「ichimill」サービスご利用方法

2023年09月04日
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図1.png

■接続構成

1.GNSSアンテナ

RTK対応のアンテナが必要です。GNSS受信機と一体型の製品もございます。

2.GNSS受信機

RTK対応のGNSS受信機が必要です。
以下の入出力データに対応している必要があります。
【出力】NMEA0183-GGAフォーマット
【入力】RTCMフォーマット
3.Ntripクライアントアプリケーション

GNSS受信機にNtrip方式で補正データを配信するアプリケーションが必要です。
GNSS受信機とセットで提供される製品もございます。
※DJI製品であれば「DJI PILOT2」で該当します。

4.インターネット接続

ichimill利用の対象となる機器はインターネット回線の接続が必要となります。

※1、2、3、4は、お客様にてご準備して頂く必要がございます。

■マウントポイント

マウントポイントRTCM
フォーマット
バージョン
ハンド
オーバー※1
地殻変動量
補正※2
衛星システム
GPSQZSSGLONASSGalileoBeiDou
RTCM31S RTCM3.1 対応 あり - - -
RTCM32M4S RTCM3.2 MSM4 対応 あり
RTCM32M5S RTCM3.2 MSM5 対応 あり
RTCM32M7S RTCM3.2 MSM7 対応 あり
31NHS RTCM3.1 なし・固定 あり - - -
32M4NHS RTCM3.2 MSM4 なし・固定 あり
32M5NHS RTCM3.2 MSM5 なし・固定 あり
32M7NHS RTCM3.2 MSM7 なし・固定 あり
RTCM31 RTCM3.1 対応 なし - - -
RTCM32MSM4 RTCM3.2 MSM4 対応 なし
RTCM32MSM5 RTCM3.2 MSM5 対応 なし
RTCM32MSM7 RTCM3.2 MSM7 対応 なし
31NH RTCM3.1 なし・固定 なし - - -
32MSM4NH RTCM3.2 MSM4 なし・固定 なし
32MSM5NH RTCM3.2 MSM5 なし・固定 なし
32MSM7NH RTCM3.2 MSM7 なし・固定 なし

※1 GNSS受信機(移動局)の移動に合わせて、最適な基準点(固定局)へ自動的に切り替わること。
   基準点をまたぐような長距離移動を伴う用途の場合は「対応」、圃場内など限られたエリア内でのご利用の場合は「なし・固定」のマウントポイントのご利用を推奨します。
※2 一般的なRTK測位には「地殻変動量補正あり」のマウントポイントのご利用を推奨します。より正確な測位結果が得られる場合があります。
   地殻変動量の差がある場合のキャンセル補正が不要な特殊用途には、「地殻変動量補正なし」のマウントポイントをご利用ください。
   地殻変動量補正について:
   配信する補正データに、GNSS受信機(移動局)位置と基準点(固定局)位置における地殻変動量を算出し、
   その差があればキャンセルする補正を配信データに加えることで、一般的なGNSS受信機でもより正しい座標値を得ることを可能にする機能。詳細はこちら