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ドローンビジネス情報:DJIの記事

DJIから「DJI Dock 2」を発売開始。ドローンオペレーションが次の時代へ。

    2024年03月28日
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    DJIは、「DJI Dock 2」の販売を日本を含むグローバル市場で開始します。

    日本では、DJI Enterpriseの正規代理店で取り扱いを行います。

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    特別に設計されたドローンDJI Matrice 3D/3TDと、これらのドローンを収納する軽量型ドックで構成されるドローン・イン・ア・ボックス(DiaB)は、費用対効果に優れ、設置・運用を簡単に行うことが可能です。DJI FlightHub 2に対応し、クラウドベースのオペレーションを介して、自動化された飛行ミッションの管理やモニタリングでき、産業向けの強力なエンドツーエンド・ソリューションとして、DJI Dock 2は、測量、点検、資産管理や安全管理において、日常業務の合理化を促進します。

    DJI Dock 2が実現する自動飛行ミッション

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    前モデルと比較して、DJI Dock 2は大幅に小型化・軽量化された一方で、より優れたオペレーション能力とクラウドベースのスマート機能を提供します。例えば、DJI FlightHub 2を併用すると、収集した飛行データを基に、高精度の3Dモデルを作成することが可能です。また、DJI Flighthub 2の情報を使用して、次の飛行ミッションでも、ドローンが自動でカメラ角度を調整して、同じエリアを撮影できるようにプログラムすることも可能で、このような機能を活用して、ルーティン化された測量タスクを自動化し、人員の安全性と業務の効率性を向上することが見込まれます。

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    軽量設計で簡単設置

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    DJI Dock 2は、前モデルよりも75%小型化、68%軽量化され、2人で簡単に持ち上げて移動することができるため、設置作業を柔軟に行え、設置費用を抑えることができます。

    効率的に設置場所を評価し、すぐに運用開始

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    設置前に、機体はビジョンセンサーを使用して周囲環境を確認し、そのエリアが強力なGNSS信号を受信可能かどうかを素早く判断します。ビジョンセンサーを使用したこの新しい評価機能により、設置場所選択の効率性が向上し、所要時間を従来の5時間から12分に短縮しました。

    厳しい条件下でも、高い信頼性を維持

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    DJI Dock 2は、厳しい天候や環境下でも、安定して動作することが可能です。保護等級IP55 [2]の防塵・防水性を備え、雨量計、風速計、温度計を搭載し、リアルタイムで気象の変化を検知することができます。オンラインの天気予報に加え、DJI FlightHub 2を介して、適宜、警告を発したり、飛行タスクを中止したりすることが可能です。

    費用対効果に優れ、安定した遠隔オペレーション

    DJI Dock 2は、自動でミッションを遂行するようにプログラムできる一方で、いつでも、どこからでも、オペレーターは飛行やジンバル角度を制御することができます。内部と外部に魚眼レンズを搭載し、ドックの内側と外側の状況をリアルタイムで確認できるため、オペレーターは、天候や周辺環境の状況、機体の離着陸を離れた場所からでも確認できます。ドック内に格納された状態で、ドローンのバッテリーを20%から90%まで、約32分でワイヤレス充電できます。

    緊急時でも、最小限のサポートで動作可能

    DJI Dock 2のメンテナンス間隔は、わずか半年に1回となっています。停電が発生した場合、DJI Dock 2は内蔵バッテリーを使用して、独立して5時間運転し続けることができ、ドローンが帰還し着陸する時間を十分に確保します。また、DJI FlightHub 2は、飛行タスクが失敗した場合、直ちにメールで通知するため、オペレーターは問題を正確に把握して、対応することが可能です。

    DJI Matrice 3D/3TDで実現する、高精度の飛行ミッション

    DJI Matrice 3D/3TDは、DJI Dock 2の高水準のオペレーション要件を満たすように設計されています。どちらのドローンも、内蔵RTKアンテナ、全方向障害物検知や自動障害物回避の機能を搭載し、自動飛行タスクの成功率を高めます。また、最大飛行時間50分、動作半径 約10 km、保護等級IP54の防塵性と防水性に対応し、充電サイクル最大400回を実現します。

    Matrice 3Dは、自動マッピング&測量用に設計されています。望遠カメラ(1/2インチ CMOS、35 mm判換算162 mm相当、有効画素数12 MP)、メカニカルシャッターを備えた広角カメラ(4/3型 CMOS、35 mm判換算24 mm相当、有効画素数20 MP)を搭載し、1:500スケールの高精度マッピングタスクの要件を満たします。

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    Matrice 3TDは、安全業務や点検業務用に設計されています。搭載カメラは、Matrice 3Dと同じ望遠カメラに加え、Matrice 3Dのものとは異なる広角カメラ(1/1.32インチ CMOS、35 mm判換算24 mm相当、有効画素数48 MP)を搭載しています。また、赤外線カメラ(35 mm判換算40 mm相当、ノーマルモード解像度640×512、UHR(超解像度)赤外線画像モード解像度1280×1024、28倍デジタルズーム)が追加され、可視光画像とサーマル画像の両方で描写できます。

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    オープンエコシステムで、広がる可能性

    DJIは、オープンエコシステムをサポートしており、オペレーターは、DJI製とサードパーティ製のペイロードをニーズに合わせて柔軟に使い分けることが可能です。例えば、DJI Dock 2は、DJI TerraAPIを使用して2D/3Dモデル再構築を実行したり、DJI FlightHub 2を使用して、クラウドベースでのオペレーションを実行したりすることが可能です。また、DJI Matrice 3D/3TDに搭載されたE-PortやE-Port Liteを使用して、拡声スピーカーやスポットライト、パラシュートのようなサードパーティ製ペイロードを取り付けることもできます。(全て別売となります。)

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