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ソフトバンクのドローンサービス「SoraSolution」とは?

2022年02月03日
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今回はソフトバンク株式会社の提供するドローンサービス"SoraSolution"についてご紹介します。

SoraSolutionはドローン機器のご提供、各種アプリケーションやサポートまでをワンパッケージにしたサービスです。
目視で行っていた点検作業をドローンで代替することで業務の効率化を実現します。

flight.png

■どんなサービス?

  1. 自動航行・自動撮影:Flightというアプリケーションを利用してルートの設定・撮影箇所を事前設定することで安全な飛行をサポートします
  2. 撮影データの管理:撮影した画像や動画をクラウド上で一元管理がすることができます
  3. データの分析:差分検知やオルソ化の他、AIを使った画像解析を行います
  4. 確認レポート:画像にマークやコメントを記録したレポートの出力が可能です

SoraSolutionの機能紹介

■SoraSolutionの機能1:Flight(飛行管理システム)

ウェイポイント、エリアスキャン、建物撮影、タワースキャンといった種類にて自動航行のルート設定が可能となります。さらに飛行を安定させるために、ソフトバンクの高精度測位サービスichimillを利用することも可能です。
GNSS単独制御では数メートル単位でドローンの測位情報の誤差、自動航行のずれが発生する場合がございますが、ichimillが提供する補正情報を利用することで高精度な自動制御を実現し、数センチメートル単位の誤差にとどめた自動航行が可能となります。

flysimu.png

■SoraSolutionの機能2:差分検知(Analysis~管理・分析プラットフォーム)

同一箇所にて撮影した前回写真と今回写真を比較して差分箇所を明示します。
膨大な量の撮影画像の中から確認すべき画像のスクリーニングとしてご利用いただけます。

Analysis.png

■SoraSolutionの機能3:オルソ化/計測(Analysis~管理・分析プラットフォーム)

複数ある画像を組み合わせることで、まるで1枚画のような画像を表示することができます。
オルソ化することによって、高低差や距離の情報を読み取り面積や体積を算出することができ、人によって計測していた作業負担を格段に軽減することが可能となります。

Analysis2.png

■SoraSolutionの機能4:サビ検知(Analysis~管理・分析プラットフォーム)

サビ度合いをAIによって色分けで判定してくれます。
鉄塔では角度を変えてむらなく撮影することで
骨組みの裏側のサビ度合いも検知します。

analysis4.png

■SoraSolutionの機能5:クラック検知(Analysis~管理・分析プラットフォーム)

コンクリート上のクラックを幅に応じて色分けで判定し、幅毎の長さの累計を算出することができます。(深さは計測できません)

analysis5.png

■SoraSolutionのオプション(一例)

  • Analysisストレージプランの変更・・ご契約時は200GBの容量がありますが、ご利用に応じて容量を増やすことが可能となります。
  • パイロット講習・・・ドローン導入をご検討中の方も安心してご利用いただけるよう実技や座学を通してドローンの運用技術を学ぶことができ、さらには国交省認定団体のライセンス取得も可能となります。
  • SIM上空利用申請・・・2021/12/20よりサービス提供されております。

(その他オプションもございます。サービス詳細についてはコチラまでお問合せください。)

■最後に

今後、さまざまな分野でドローンの活躍が見込まれています。ドローンの活用によって、各産業の課題解決をサポートいたします。
ドローンの空撮を利用した目視作業の自動化、人の目の届きにくい高所作業の代替からはじまり、AIを活用することで、取得データの自動解析までを実現し業務効率化を目指します。今後、リアルタイム伝送の対応や空のインフラ化に向けた機能拡張を順次展開予定となります。

SoraSolutionの検討や導入に関するお問い合わせはコチラまで!